どうも、カジヒラです。
今回は、チェスト付きトロッコを利用したアイテムの自動荷下ろし装置と自動往復システムの作り方を紹介いたします。
簡単に説明しますと、「チェスト付きトロッコにアイテムを収納し、アイテムを入れたトロッコを発進。所定の場所にトロッコが到着すると自動で荷下ろしが始まり、荷下ろしを終えたトロッコが自動発進して、自分のところに帰ってくるというシステム」です。
チェスト付きトロッコではなく、ホッパー付きトロッコを活用すればアイテムの自動回収システム&自動発進装置を作ることができます。
それだけではなく、トロッコが跳ね返って、荷物を積んだまま戻るのを防止する「ブレーキシステム」の作り方も紹介いたします。
これは、JAVA版と統合版の両方に対応しています。僕はJAVA版をプレイしていますが、統合版のマイクラも持っているので、システムがちゃんと動くかどうかを実験できるというわけです。
ブランチマイニングにも活用できるシステムでもあるので、ブランチマイニングでいちいちチェストにアイテムを入れるのを面倒くさいという人は是非、本記事を参考になさってください。
真の意味で、貨物ターミナル駅が完成しますよ👍
2022年10月11日追記
もう少しコンパクトなトロッコ式自動荷下ろし装置が作りたいという方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
完成図はこちら!
こちら、自動荷下ろし装置の完成図です。
わかりやすいように、2つの画像を用意しました。
あまりにもシンプル過ぎるんだけど、これを基に貨物ターミナル駅を完成させられるでしょう。
これはあくまでサンプルであることをご理解ください。
自動荷下ろしに使う材料はこれじゃ!
今回使った材料を以下にまとめました。
- チェスト付きトロッコ(チェストとトロッコで作業台なしでクラフトできる)
- レール×14
- パワードレール×4(統合版:加速レール)
- ディテクターレール×1(統合版:感知レール)※ブレーキシステムに使う
- レッドストーンダスト×3
- レッドストーントーチ×3
- レッドストーンコンパレーター×1
- ホッパー×1
- チェスト×2(ラージチェスト)
- ブロック×32(余るくらい用意しよう)※僕は滑らかな石を使います。
- ボタン×1(ボタンであれば何でもいい)
自動荷下ろし装置だけでなく、トロッコ運送と自動往復システムに使うなら、この材料です。
自動回収&自動荷下ろしが目的なら、チェスト付きトロッコではなく、ホッパー付きトロッコをお使いください。
自動荷下ろし装置の作り方
レールを敷設する前に、最初に自動荷下ろし装置を作ります。なぜかといいますと、最初に自動荷下ろし装置を作らないと、後々面倒になるからです。具体的には、所定場所の修正や位置の修正など…。
まずはラージチェストを設置、それからホッパーをラージチェストに向けて設置、ホッパーの隣にブロック2つ重ねます。
次は以下の画像どおりに、ホッパーの横にレッドストーンコンパレーターを設置。
設置するだけで良いです。レッドストーンコンパレーターはなにもいじらない。
次はレッドストーンコンパレーターの周りにブロックを設置して、以下の画像のようにレッドストーントーチを設置。
レッドストーントーチを地面に置くのではなく、ブロックの壁にかける、ような感じです。
続いてはレッドストーントーチの真上にブロックを設置。設置したブロックの隣にレッドストーンダストを置きます。以下の画像のような感じで…。
レッドストーンダストを設置したら、ダストが光ります。これでOKです。
次は以下の画像のとおり、ホッパーの横にブロックを並べて、パワードレール、レール、ディテクターレール、そしてレッドストーンダストを設置します。
次はブロックを設置しながらレールを適当に並べます。
僕は以下の画像に並べました。
さらにチェスト付きトロッコとボタンを設置。
チェストにアイテムを入れます。アイテムを入れた後、ボタンを押してチェスト付きトロッコを発進させます。
問題がなければ以上の画像の状態となります。チェスト付きトロッコに入っていたアイテムがラージチェストに全て収納された後、元の位置に戻ります。
元の位置に戻ったら、トロッコを使ったアイテムの自動荷下ろし装置と自動往復システムが完成となります。
これを基に、自分好みの装置を作ってみてください。
ボタン押してもトロッコが発進しない場合は?
適切な場所に、ボタンとパワードレールが設置されていないと考えられます。
ボタンを押せばパワードレールが光り、ボタン押してもパワードレールが光らなかったら、パワードレールにまで届いていないということになります。
ブレーキシステムは本当に必要?
ディテクターレールを使ったブレーキシステムは、実は必要ありません。だけど、統合版では必要あるかもしれません。
ブレーキシステムありと、ブレーキシステムなしで検証してみたけど、JAVA版ではブレーキシステムは必要なかったようです。しっかりと、ホッパーの上で止まりました。
統合版も必要はないと言えるのですが、トロッコ自体のスピードが高かったら、アイテムの積み下ろしが始まる前に帰ってくることが判明しました。
スピードを落とせば問題ないのですが、ホッパーからずれてしまうという結果にまでなりました。
このずれが、チェスト付きトロッコに入れたアイテムがレール下のホッパーに回収されず、自動発進されない可能性があります。
より確実にアイテムの自動荷下ろし装置の機能が働き、より確実に自動発進できるようにするためには、ブレーキシステムの存在が欠かせないというわけです。
現実世界で、列車にブレーキシステムがなかったら、列車による大きな事故に発展して、テレビでもニュースで報道されますよね。
自動荷下ろし装置と自動往復システムが動くのはなぜ?
自動荷下ろし装置と自動往復システムは、信号を反転させる「NOT回路」を採用しています。
NOT回路とは、簡単に説明しますと、ONがOFF、OFFがONの逆バージョンです。
もう少しわかりやすく説明するなら、以下の画像のとおりとなります。
OFF
ON
スイッチを入れると、信号が止まるというものです。逆にスイッチを切ると信号が入ります。
ホッパーの話になりますが、ホッパーはアイテムが入ると信号が入ります。
これはアイテムが入っていないホッパー。
これでも信号がOFFとなっています。
今度はホッパーにアイテムを入れると、
信号がONになります。
ホッパーから信号を流すためにはレッドストーンコンパレーターが必要になることを覚えましょう。
つまり、NOT回路を自動荷下ろし装置と自動往復システムに採用すると、
- チェスト付きトロッコにアイテムを入れる。
- チェスト付きトロッコがホッパーの上にあるパワードレールに止まって、ホッパーを通してラージチェストに荷下ろしし始める。
- ホッパーにアイテムが入っている状態なので、NOT回路によって信号が働いて、パワードレールの機能が止まる。
- チェスト付きトロッコのアイテムが全てラージチェストに収納されると、パワードレールの機能が入って、チェスト付きトロッコが自動発進する。
- 所定の位置にチェスト付きトロッコが帰ってくる。
1→2→3→4→5→1のサイクル状態になるわけです。
実は僕、このシステムを知りませんでした。
新たなワールドを作る際、ブランチマイニングの拠点に貨物ターミナル駅を作ってみるかな?
まとめ
チェスト付きトロッコを利用した、アイテムの自動荷下ろし装置と自動往復システムの作り方を紹介しました。
これでマイクラの幅が広がり、アイテムをトロッコで拠点に持っていくことができます。
NOT回路についても触れましたが、この回路だけで様々な装置ができそうですね。
それでは、良いマイクラライフを…。